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瘡蓋
気にしないで またすぐに会えるよ
そう言って僕は今にも
一人だけに降る雨はないと 誰かが言うけど うなずけやしない
君の心が旅立つまでの 僕らの笑顔を コーティング出来たらいいのになぁ
こんな時代で大袈裟かなぁ? 季節は何度 巡っていっても
仕舞い込むにはまだ早すぎて となりにあった君の手が愛しくなる
気にしないで またすぐに会えるよ そういって僕は今にも
剥がれ落ちそうな微笑みで君に手を振った 愛してる
東京の生活はいつも通り 忙しないけど 何とかやってるよ
君のほうはどう? 相変わらずかなぁ? 流れる毎日(ひび) うまく笑えてますか?
君次第で救世主にもなれる たとえば孤独につまずいて
擦りむいた君を優しく包む僕は瘡蓋 離れてても
往生際が悪いよな でも嫌だ嫌だ 君がいないのは
離せないなら「離さない」と 強く言葉にすればよかった
気にしないで またすぐに会えるよ そう言って僕は今にも
剥がれ落ちそうな微笑みで君に手を振った
もしも君が 傷付く時 つまづく時 僕のもとに帰っておいでよ
擦りむいた君を優しく包む僕は瘡蓋
愛してる 愛してる
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