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ノンフィクション

忘れはしないんだ 初めて君の声が届かない場所へ来たあの日
記憶に縋れば甘えてしまいそうな 臆病な自分を必死で閉じ込めた

一枚の手紙に込められた優しさを
何度となく読み返して 響かせた合言葉

僕が歩いた 小さな旅で 揺るぎないこの夢を
支え続けてくれてたのが 君だという事を知ったよ

心の有り様を誤魔化す事なく 口にするようになった なのに
履き違えた理不尽を「強がり」と受け止めれず 不器用な自分を強く呪った

「君に会いたい」と願う度 切なさをひた隠し
虚勢を張り 突き放すほど この胸は痛んだ

僕は見つけた 確かに見たんだ 絶え間ない絶望の招待
それでも残った真実だけ君に届けばいい
君が探してた 頼りなく零れた 溜め息の行く末は
成功を築く物語 掴みに行こう 僕と共に

「光か闇」押し寄せる不規則な毎日へ
立ち向かう力を僕にくれないか

僕が手にした小さな旅で 幾つもの僕の正体
今は淡くも秘めている未来への可能性
人の数だけ 温もりがある 呼び繋ぐ声が響く
出会ってくれたのが 君で良かったと心から思うよ

掴みに行こう 僕と共に

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